2022年9月29日(木曜日)
猛暑が落ち着いてからは連日出張買取に赴いており、なかなか買取実績を記す事が出来ませんでした。
近況報告としての最新情報を書くこともままならないほど忙しく、嬉しい悲鳴をあげております。
気候が穏やかな春、そして秋は古書店にとっても、繁忙期となります。
さて閑話休題、貯まっている買取実績の中からピックアップし、ご紹介して参ります。
先日は岐阜県多治見市にお住いのお客様から出張買取を受け賜わりました。
お客様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
お問い合わせはお電話にて頂き、お売り頂ける書籍を三点ほどお教え頂きました。
講談社刊行の東洋陶磁は12冊全て揃っているそうで、こちらは需要がございます。
お売り頂ける本の総数も多く、お伺いし拝見するのが楽しみなお客様でした。
ご希望とされる訪問日時を打ち合わせお約束した次第です。
当日はお心遣い頂き、駐車スペースを確保しておいて下さり、お客様にはご誘導下さいました。
周辺道路はかなりの交通量で、道幅も狭く、コインパーキングも見当たらないことから、どうしたものかと困っておりましたので、ありがたい限りです。
お売り頂ける本は玄関先の通路にまとめて置かれてありました。
早速拝見致します。
講談社から刊行された「東洋陶磁」全12巻、鮎釣りに関する書籍などがダンボール箱に収められてあり、しっかりお値段をおつけしてまいります。
ところが、お客様には写真にございますようなプラモデル関係の書籍に関しては、あまり価値が無いとお感じだったそうで、少し離れた場所に新聞紙と共に置かれてありました。
こちらも人気がある本で買取させて頂けると嬉しいのですがと申し上げたところ、処分するつもりだったとお聞きし、驚かされます。
やはり古書店店主と一般のお客様では価値観が大いに異なるのですねえ。
新刊書店で数多く売れた流通している書籍より、極少部数の熱心なファンがおられる書籍のほうが、古本では人気が高いのです。
定価が高い、立派な函入りの本よりも、簡素な造りの本の方が価値があるのが古本の面白いところです。
これはダメだろうと思われる事無く、まずはお電話にてお問合せ頂けると幸いです。
またお電話を頂く際には実際に本が置かれた場所からご説明頂けると、こちらも理解が早く助かります。
宜しくお願い申し上げます。
端数を切り上げた合計の買取金額は、まとまった額となり、お客様からは「主人も喜んでいると思います。ありがとうございます」と感謝のお言葉を頂戴致しました。
1年前にご主人様はお亡くなりになられ、少しづつ整理をされておみえだそうですが、今までほうぼうのリサイクルショップに依頼され、買い取ってもらったそうですが、弊店が一番高額だったとお喜び頂けて、奮発した甲斐がございます。
この度は河島書房をご用命頂き、誠にありがとうございます。
またご縁がございました際には宜しくお願い申し上げます。
(写真にございます書籍は、この度お売り頂いた極一部となります)
本棚を直接見ながらお電話頂くか、具体的な本のタイトルをメモに控えてからお電話かメールフォームよりお問合せ頂くとスムーズです。
出張買取できそうな内容でしたら、出張査定に伺いますので、お客様のご都合の良い日時をお知らせください。
査定のお時間は本100冊につきおよそ10分~15分ぐらいかかります。また、ご本人確認書類(運転免許書・健康保険証・パスポート・学生証など)をご用意ください。※18歳未満の方は保護者の同意が必要です。
買取査定金額にご納得して頂けましたら、その場で代金をお支払します。買取金額が高額な場合は後日振込となります。