2018年2月24日(土曜日)
更新間隔が暫く空いてしまい失礼致しました。
私事ですが、今年の1月3日に母が他界致しました。
二年半前、母の膵臓にガンがある事が発覚し、検査の結果は家族の願いも届かずステージⅣ。
手術する事も出来ない状態と診断されました。
兄夫婦、孫達、私の心配をよそに、本人はけろりとしており、落ち込む事も無く、その後も介護のボランティア活動を続けます。
何か美味しい食べ物、旅行でもと勧めますが、普段の生活を全く変える事はなく、医師の見立てより長く、二年半延命し、去年の秋口に入院、帰らぬ人となりました。
友人、古書組合関係者にも極力知らせず、葬儀は近親者のみにて執り行いました。
2月17日(土曜日)に母の四十九日法要を終えましたので、この場にてご報告申し上げます。
佛教の教えでは故人の魂は四十九日間、現世とあの世をさまよい、極楽浄土に旅立てるかの裁きを受けると言われています。
裁きを七日ごとに七回うけますので、お裁きの日以外も欠かす事無く、日々、母が極楽浄土へ参れるようにお祈り致しました。
母は極楽浄土へ旅立ったと信じておりますが、私自身は、未だに母の死は実感出来てはおりません。
家の中にいると、ふと思うのは、テーブルの上が散らかっていると、母が私を叱るのでは無いか、やれやれ口やかましいなと思いながら片付けたり、ある時は私の好物を買って扉を開ける母の幻影を見るなど、もうそんな機会は二度と無いという事実を寂しく思います。
ガンの苦しみ等、どこ吹く風と気丈に振舞っていた母ではございますが、珍しく私に本を買ってきてほしいと頼んできた事がございました。
母が頼みごとをしてくるのは、あまり無いので、私も嬉しくてどんどん買い与えます。
古書市場でも、事あるごとに落札しました。
死期を知らされた母の心を慰めてくれたのは様々な宗教書、精神世界の書籍でした。
痛みもあったのでしょう、民間療法の本等、母に求められるままに市場にて落札して参りました。
母の死後は、極力忙しく過ごし、あまり深く考える時間はもたないように心がけている次第です。
本日は母と同じように苦しんでいるお客様がおられるかもしれないと思い、ブログを記させて頂きました。
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